紅葉の大菩薩嶺 (丸川峠~大菩薩嶺~石丸峠)
10月24日(土曜日)に会社の同僚と大菩薩嶺に登ってきた。
もともとは、会津駒ヶ岳に行く予定だったが生憎の雨の予報であったために、行き先を変更して八ヶ岳に行く予定だったが、それも前日に雨が降って当日は気温が下がりベルグラの可能性があったため、パーティの容量を超えていると判断し回避した。
同僚に車を出してもらい、6時40分に丸川峠入口の狭い駐車場から取り付き。
崩落した林道を進み、終点から尾根に上がる。
丸川峠までの尾根は、ずっとガスが出ていて、神秘的な様相だ。
丸川峠まで出ると、開けた感じになり、太陽も出てきた。
朝の日の光が、木の葉についた雫に反射して、美しい。
丸川峠から大菩薩嶺までは、ほぼ展望のない緩い登りが続く。
1時間ほど歩いて、事前情報通り展望のない頂上に着いた。
頂上から雷岩まで降りると、ようやく展望が開ける。
ここらへんまで来ると、上日川峠から登ってきた観光客も多い。
もう少し人の少ない時期に来たいものだ。
大菩薩峠、石丸峠に至る稜線は、笹の平原で、非常に展望が良い。
残念ながら通過した時間帯は、ところどころ雲が出ていたが、晴れていれば富士山や南アルプスの山々を望めるということだ。
石丸峠からの下山を選んだのは正解だった。
ここまで来ると観光客の数もまた減って、渋滞に巻き込まれることもない。
14時10分に下山した。
鬱蒼とした森林から、開放的な笹の稜線を経て、なかなか変化に富んだルートで楽しかった。
大菩薩の湯に浸かり、「頑固おやじの手打ちほうとう」という個性的な店で、ほうとうを食べて帰った。
やはり人と登るのは楽しい。